ハロー!ロバート・パーマー!

ブルーアイドソウルヴォーカリスト、ロバート・パーマーのファンブログ

女はかしこかしこ(お勉強編)

~~注意~~

翻訳サイトではありません!

勉強を兼ねて翻訳にチャレンジしているだけですので、

参考にはしないでくださいね~~~!!!

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「かしこ」

(まるみの好きなゲーム実況者)「三人称」というグループのドンピシャさんが使う言葉。意味は「賢い」。賢いの略でかしこ。古語のかしことは違うので注意。「その技、――じゃん」

 

昨日から自分の中で盛り上がっているパーマー氏の「Man Smart Woman Smarter」。

  

Man Smart, Woman Smarter

Man Smart, Woman Smarter

  • provided courtesy of iTunes

 

 女ってかしこじゃ~ん、という歌を読み解く上で、とりあえず翻訳してみるかということでついにチャレンジ。この曲自体はLPなどに和訳がついていたので、内容はなんとなく把握しているのです(だからとても訳しやすかった…)

が、問題は原曲のハリー・ベラフォンテver。昨夜から色々と漁ってはいるものの、パーマー氏の歌詞で歌っているものは見つからず。Apple musicで配信されているものだと3パターンあって、どれも歌詞は微妙に違う、という程度。とりあえず、昨日載せた出典のほうで訳にチャレンジしてみました。文法とかもうガン無視。

 

Robert Palmer / Man Smart Woman Smarter

Let us put man and woman together
男と女を一緒においてみて
And see which one is smarter
どっちがかしこいかみてみよう
Some say men but I say no
誰かは男だといったが僕は違う
The women got the men like a puppet show
だって女は操り人形のように男を扱っているじゃない

Ain't me, it's the people they say
僕じゃない、それはみんなが言ったこと
The men are leading the women astray
男は道に迷った女をリードしなきゃいけないと
But I say, it's the women today
僕が言ったのは、昨今の女性は
Are smarter than the men in every way
どこをどう見ても男よりかしこいってこと

That's right
その通り
The women are smarter
女性はとってもかしこい
That's right
その通り
The women are smarter
女性はとってもスマートだ

 

A little boy sat down and cried
男の子が座って泣いていた
An old man passing asked him why
そこに老人が通りかかって彼にどうしたのと尋ねた
He said I can't do what the big boys do
彼が言うには、大きい男の人のすることができない、と
Old man sat down and he cried, too
老人も彼と一緒に座って泣いた

 

Ain't me, it's the people they say
僕じゃない、それはみんなが言ったこと
The men are leading the women astray
男は道に迷った女をリードしなきゃいけないと
But I say, it's the women today
僕がいったのは、最近の女性は
Are smarter than the men in every way
どこをどう見ても男よりかしこいってこと

That's right
その通り
The women are smarter
女性はとってもかしこい
That's right
その通り
The women are smarter
女性はとってもスマートだ

 

 

はい。やってみました。まだまだこだわれる域ではないので、とりあえず意味だけ把握できればいいかなって。こだわれるほどの語学力はないのだ…は~ほんと私ってバカ。もっとちゃんと勉強しとけばよかったなあ。

 

 

じゃあ原曲のほう。

Harry Belafonte / Man Smart (Woman Smarter)

I say*1 let us put man and a woman together
“男と女を一緒において
To find out which one is smarter
どっちがかしこいか見つけてみようじゃないか“
Some say man but I say no
誰かは“男”と言ったが私は違う
The woman got the man de day should know
女は今日(こんにち)の男についてよく知っている

And not me but the people they say
だから私ではない、彼らの言っている
That de man are leading de women astray
道に迷っている女をリードするのは男だと
But I say, that the women of today
私が言っているのは、昨今の女性は
Smarter than the man in every way
どんな男よりかしこいということ
That's right de woman is uh smarter
そうだ、女はとてもかしこい
That's right de woman is uh smarter
その通り、女はとてもかしこい
That's right de woman is uh smarter, that's right, that's right
そうだ、女はとてもかしこい そうだそうだ

Ever since the world began
世界が創生されて以来
Woman was always teaching man
女はいつも男に教えていた*2
And I you listen to my bid attentively
お互いに*3、私の宣言を注意深く聞いて (←よくわからない)
I goin' tell you how she smarter than me
これから私より彼女がどれだけかしこいか教えるよ

Samson was the strongest man long ago
昔、サムソンはとても強い男だった
No one could a beat him, as we all know
だれも彼を撃退できなかった、言うまでもなかった
Until he clash with Deliah on top of the bed
彼がデリラとベッドの上で衝突するまでは
She told them all the strength was in the hair of his head
彼女は人々に彼の強さは髪にあると伝えた

You meet a girl at a pretty dance
かわいげなダンスを踊る女の子に会ったら
Thinking that you would stand a chance
チャンスをうかがうだろう
Take her home, thinking she's alone
彼女が一人になったら家へ連れて行こうと
Open de door you find her husband home
でもドアを開けたら彼女の夫が家にいる

I was treating a girl independently
女の子は自立しているとみなしていた (←よくわからない)
She was making baby for me
彼女が僕の赤ちゃんを身ごもり
When de baby born and I went to see
その赤ちゃんが生まれたとき見にいったら
Eyes was blue it was not by me
青い瞳の赤ちゃんで、僕は青い瞳じゃない

Garden of Eden was very nice
エデンはとてもよいところだった
Adam never work in Paradise
アダムはそこで全く働かなかった
Eve meet snake, Paradise gone
イヴは蛇に出会い、楽園は消えた
She make Adam work from that day on
彼女はその日からアダムを働かせた

Methusaleh spent all his life in tears
メトシェラは涙で一生を過ごした
Lived without a woman for 900 years
女なしで900年も生きた
One day he decided to have some fun
いつの日か、彼は楽しもうと決めた
The poor man never lived to see 900 and one
貧乏人は901歳まで生きられないから

 

 

はい。途中挫折しそうになった。(のがよくわかると思います)

旧約聖書が出てきて仏教徒のワイ(もちろん熱心ではない)、ファッ?!ってなりました。

 

サン=サーンス_オペラ「サムソンとデリラ」

サムソンという乱暴者、力の秘密はその髪にあり。デリラはその秘密を聞き出し髪を切ってしまう、という話から来ているみたいですね。なんでベッドの上でなんでしょうねえ……ゲフンゲフン

  • アダムとイヴ

アダムとエバ - Wikipedia

おなじみ。蛇っていうのは善悪の知識の実を食べるようにけしかけたやつらしい。

  • メトシェラ

メトシェラ - Wikipedia

一番たとえで意味分からなかったのがこの人。とにかく超長生き。訳も全然ぴんとこない。

 

 

私の翻訳が間違っていなければ、という前提で。

この歌詞の中できっついな~と思ったのが、「Eyes was blue it was not by me」。カーネギーホールかなんかのライブのやつ聴くとここで少し笑いが起きる。本人も笑わせるつもりだったんかもしれんけど。”あら~騙されちゃってたのね~托卵ですか~”みたいな感じと受け取れるけど、カリプソってどういうところからきているかと考えた上でeyes was blueよ。えぐいなあ。(前記事にカリプソwiki貼ってますのでどうぞ)こういうところがカリプソたる所以なのかなと思ったりして。 

……いやいや、違うんです、メインはパーマーさんなんです、私にとって。なので話を戻しますね。

 

A little boy sat down and cried
An old man passing asked him why
He said I can't do what the big boys do
Old man sat down and he cried, too

女はかしこ、って歌なのに急に「女」が消えるからなんか不思議に思っていた部分なんですが。

ファン目線で恐縮ですが、改悪じゃなくて凝縮してるという結論にしました。「I can't do what the big boys do」の部分が理由。重たいこと好きじゃない人だし、でも、伝統は重んじる人だから…という希望的観測。

 

パーマー氏のアルバムジャケット、常に脇にお姉さんがいて「女性蔑視」だとかって言われてたらしいんですよね。それに有名な「Addicted to love」含むテレンス・ドノヴァン作品のPV。PVは「ドノヴァンのアイディアで僕は関わってない」と本人が言ってますが、アルバムジャケットはどうだろう。でもこれも本人は関わっていない気がする。多分音楽だけに集中したかったんだと思う。イメージ戦略はお任せだったんじゃないかな。それもイケメンなもんだからいいようにイメージつけられてしまって少しかわいそうな人。本人はそのつもりは一切無くても、「伊達男」のイメージゆえに「女性蔑視」なんて思われてしまって。だから本来のパーマー氏は「Man Smart Woman Smarter」だと本当に心から思っているかもしれないな、と。このへん、もっと具体的に書けるようになりたいぜ。

 

とかいって、別になにも考えてくれなくていいです。難しいこと考えず、いいものはいいのスタンスで。ただただ純粋に音楽が好きで、音楽は人を楽しませるものという信念をもって曲を書いている。それでこそパーマー、それがパーマーである。考えさせる音楽は他の人がやってくれてるからいいのよ。

パーマー氏のそういう曲は、白眉の「Every Kinda People」に尽きます。これはまた後日に…。

 以上はひとり言。こういう漠然とした話はあまりしたくないのです。(してるけど)

 

最近セクハラ問題で色々話題ですねえ。なんだかこの歌がタイムリーな気もしなくも無い。でもそういう関連の話はパーマー氏への愛とは全く関係がないのでノーコメントで!