ハロー!ロバート・パーマー!

ブルーアイドソウルヴォーカリスト、ロバート・パーマーのファンブログ

5月23日、19歳の「スタート」

おらは勉強なんてしたくないよおおおオオン なんて言ってたけど、心を改めて勉強しなおすことにした。


Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル2

Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル2



やり直し本はいろいろあるけれど、書店で平積みされていて目に付いたのでこれに。効果のほどはいかに。
いきなり2にしちゃったけど”高校英語もカバー”って書いてあったから。先週くらいからゆっくりやってます。とにかく記事を読めるようになりたい。でも本当に英語苦手なんだな、とつくづく思った…


それでもちょっと嬉しかったことは、先日のラブレターに添えた曲「Get It Through Your Heart」の歌詞を訳してみようと思ってほんの少しだけやってみたら、手持ちの翻訳のと訳文の組み立て方?が一緒だったこと。

You've got it through your head I love you, now get it through your heart.

というところなんですが、「got(get) it through」を
前半は
「You've got it」=「わかる」

にして後半は
「get through」=「伝える」

という掴み方にしてみた。
手持ちの翻訳(内田久美子氏)もそんな感じで訳していて、合っているかどうかは別にして少なくともとんちんかんな考え方はしていないとわかった。時制とかで見たら一発でわかる文かもしれないですけれど…私にとってはちょっと自信につながった。勉強した成果が出てるかもしれない。
もはや、このレベルですよ私の英語力は。本当に大学出たのかと自分自身でも思います。


しかし、これはいいものの、翻訳にチャレンジしてみたところで、正解がわからないものがたくさんある。派手に誤訳したままで内容を理解してしまったり、そもそも訳せなくて壁にぶつかるかもしれない。これが悩み。






さて、なぜ勉強をし始めたかと言うと、本人の情報を得るにはやはり英語でないと難しいと実感したから。そのため、いろんな過去記事を集めていてebayで雑誌を買いあさっている。でもどんな雑誌に掲載されていたのかなど、とにかく情報が欲しい…

robert-palmer.over-blog.com

するとここのサイトさんを発見。やばい。やばすぎる。神がかってる。いや神。情報量がはんぱない。けど、フランス語読めない…

でも英語の記述もあるしなんとかなりそう。ちょっと気になったこともあったし、感動の思いを伝えたい、と思い切ってメールをしてみた。
もう更新もしばらくされていないから、返事来ないかな~と思っていたけれどちゃんとお返事がきた。感動。
そもそも、このブログをはじめようと背中を押したのも、パーマーさんのオフィシャルサイトが控えめに言ってクソで大変にショックを受けたからだったりもする。管理人さんもブログを立ち上げた理由がオフィシャルサイトがないから、と言っていた(厳密に言うと無いわけではない、とにかくクソ)。生まれた環境も育ってきた場所も全くもって違うのに、同じ想いを抱くってすごくない?なんて思ってしまった。






でそのサイト見ると、もう集めようとしなくても……あるんですよね…明言を避けたい。

でも翻訳はしてみたいし、でも自分の文章が合っているかわからないのでアドバイスが欲しいし、でもいろいろアレだし。
ということでたたみます。
あわよくば誰かの目に留まりますように。




長い長い前説がありましたがここからが本題。読んでくださった方、ありがとうございます。
最初期の記事があったので読んでみました。直訳・基本全て間違っている前提でやっています。これは翻訳の勉強です…
(何か教えていただければ幸いです)






前提として。

  • スカボロー

→パーマーさんが学生時代を過ごした街

  • マンドレークス

→パーマーさんが初めて組んだアマチュアバンド。

  • アラン・パーマー

→パーマーさんです。本名が「Robert Allen Palmer」。彼のママさんによると昔の友人たちはアランと呼んでいたらしく、本人もAllenを使っていた。後に所属するバンドのトップ、アラン・ボウンと読み方が被るためにRobertに改めた。ちなみにアラン・ボウンのスペルはAlan Bown。

  • ハーマンズ・ハーミッツとエヴァリー・ブラザーズ

→ハーマンズ・ハーミッツはビートルズと同時代のUKバンド。エヴァリー・ブラザーズは兄弟デュオでビートルズなどに大きな影響を与えているとかなんとか(主にコーラス)

ビートルズのレコード会社つったらアップルかなって

  • The Mercury

→スカボローニュースという地元紙が一時期出していた土曜版と思われる(朝日のBeみたいな感じ?)






                         

Mandrakes Find Recording A Tough Business
マンドレークス、レコーディングは大変と気付く


Scarborough group, The Mandrakes, went to Hull on Sunday and found that recording is no easy business.
スカボロー出身のマンドレークスは、日曜にフル(イギリスの地名)に行きレコーディングすることは容易ではないと気付いた。

They were there to make demo-disks of four numbers written by lead singer Allen Palmer (19).
彼らはそこでリードヴォーカルのアラン・パーマー(19)によって作られた4曲のデモディスクを作った。

They arrived at Mr. Keith Hird's recording studio at Willerby at about 10 a.m. and the session started at 10.30.
彼らがウェンブリーにあるキース・ハーズ氏のレコーディングスタジオに到着したのは午前10時位で、セッションは10時半から始まった。

It finished nine hours later at 7.30 p.m. when five weary Mandrakes started for home.
レコーディングが終わったのは9時間後の19時半、疲れた5人のマンドレークスは地元に向けて出発した。


Allen Palmer said:
"We were quite surprised.

アラン・パーマー曰く、「僕らはとっても驚いたよ。

Originally we thought we would just go there and reel off four of our own numbers.
そもそも、僕らはただそこに行っただけで、4曲録音できると思っていた。

In the end we only did two.
でも最終的には2曲しかできなかった。

It was hard work and it took a lot longer than we thought."
すごく大変な作業で、思っていたよりもずっと長くかかった。」


The numbers, Baby Sitting and It's The Hardest Thing In The World, were recorded in parts, the instrumental backing first, and then the vocals.
「Baby Sitting」と「It's The Hardest Thing In The World」*1の2曲は最初にバッキングを、その後にヴォーカルと分けて録音された


Altogether, there were five takes of the first number and two of the second.
結局、5回のテイクのうち1曲目と2曲目の2回目のテイクになった。

Conditions were very cramped.
コンディション(スタジオ?)はとても窮屈だった。

To get the right sound balance, drummer Mick Stephenson was boxed away in a recording unit of his own.
右の音量バランスをとろうとすると、ドラマーのミック・スティーブンソンは彼のレコーティング機材に囲まれてしまった。


What was the result?
その結果どうなったか?


Allen said:
"It does not sound a bit like The Mandrakes.

「少しもマンドレークスの音にならなかった

It's very commercial type stuff and sounds something like a cross between Herman's Hermits and The Everly Brothers."
まるでハーマンズ・ハーミッツとエヴァリー・ブラザーズを足して二で割ったようなとても商業向けのものの音になった」

The demo-tapes will be sent to the Fontana Recording Company and the Beatles' own recording company.
デモテープはフォンタナレコードとアップルに送られる模様


For the Mandrakes - who paid £12/10/0*2 for the use of the studio and who intend to make more tapes there in the future - Sunday's session could be the start of bigger things.
彼らはスタジオに12ポンド?支払い*3、いずれはもっとたくさんのデモテープを作るつもりだ-日曜のセッションは大きなことの始まりかもしれない




The Mercury (23 May 1968)

                         








文中、
Allen Palmer(19)

とある。まだハタチでもないんかい!ぐへぇ。私より若いじゃないか。
1968年5月23日の記事。なんと50年も前。
…生きてたら、69歳だね。うう…(嗚咽)

*1:曲名?

*2:なにこれ

*3:わからなかった…