マジカル・ミステリー・ツアー・チケット
まじで、まじで、まじでなんとなくなんですけど、「ミステリー」と聞いてなぜかこの曲を思い浮かんでしまったのです。
全くビートルズは関係ありません。フィル・スペクターという意味では関係あるかも*1
- アーティスト: Moon Martin
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 1982/01/01
- メディア: LP Record
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まあるいデカめがねにブロンドのマッシュヘアー、強烈なインパクトを残すものの音楽業界にはカルト的存在である(らしい)、ムーン・マーティンだー!
はて、パーマーさんとどんな関係が?
Robert Palmer - Bad Case Of Loving You (Doctor, Doctor) (1979) (Music Video) WIDESCREEN 720p
ふふふ。これの原曲がムーン・マーティン氏なんですね。うふふ。これ初めて見たとき思わず「歌うまっ」って声でた。
このときのカバーが縁になったかで、パーマーさんはムーン・マーティン氏のアルバムのプロデュースをします。それがこの「Mystery Ticket」なんです。
これ、私の出来る限りではCDが手に入んないんですよ。どうしようかなあと思っていたら、先日サイン付きのEPを見つけたお店で発見、即購入してしまいました。ムーン・マーティンの棚じゃなくてパーマーさんの棚にあったあたり、わかってる感がある。
どうもプロモ盤*2を買ってしまったらしい。レアだけど、レコード収集オタクでもないのでなんだか少し宝の持ち腐れ感あるなあ。あとあとネットで探したら日本盤のレコードも見つけてしまった。そっちのほうがよかったな、なんてちょっと思ったり…
さっそく手に入れたプレーヤーで再生!
パワーポップとニューウェーヴのピコピコサウンドとの不思議な融合って感じでした。ジャンルの分け方間違ってたらすみません。アルバムの流れから見ると「Aces With You」だけ妙に浮いてるように感じるけど、この曲が一番人気みたい。わかる。これが一番聴きやすくてポップ。残念なことに、この曲だけパーマーさん関わってない。
A面は力技で融合してる気がするけど、B面からはまとまっててニューウェーヴみが強いのでB面のほうが好き。81年の作品だから、「Clues」の後ですね。これもコンパス・ポイント・スタジオで収録しているみたい。
個人的な意見ですけど、パーマーさんはガチで(?)取り組むニューウェーヴのほうが名曲多い。中途半端にポップみがあるよりは思い切りわけわかんないほうに振り切ってるほうが好み。リズムの取り方が複雑で面白いからかなあ(「Maybe It's Live」の「Si Chatouilleux」がめちゃくちゃ好き。てかこれなんて読むの)。B面はそういう曲が多い気がするんですよね。だから好きなのかも。
CDも廃盤でApplemusicで配信もされていなくて、LP見つけたときは小躍りして買ったのです。ギリギリ、ライブ盤しかなかったんだけれども昨日見たら、
配信されとったやんけワレ!ミステリーチケットが配信されるのも時間の問題かも…
「Shots From a Cold Nightmare」を聴いているけど、ロック寄りのパワーポップなのに歌声はのほほんとしていてギャップがすごい。パワーポップ好きな人なら聴いてもいいんじゃないでしょうか。
西城秀樹 Bad Case of Loving You 1983 (Robert Palmer)
さて。
色々探していたらこんなもの見つけてしまった。
ヒデキ、パーマーさん(厳密にいうとマーティンさん)カバーしてたのね。すごいアイドルだ。「Bad Case Of Loving You」については「一曲入魂コーナー」で改めて書こうかな。
私の中で西城秀樹さんというとやっぱりこれ。
【参考】
ameblo.jp
s.webry.info
Moon Martin - いしうらまさゆき の『愛すべき音楽よ』(ブログ〜CD&レコードレビュー)