ハロー!ロバート・パーマー!

ブルーアイドソウルヴォーカリスト、ロバート・パーマーのファンブログ

パマ旅~プロローグ~

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いつかロバート・パーマーのゆかりの地には行きたいと思っていた。それがいつになるかはわからなかったけど。


会社の規定で5日の連続休暇を取得するように、と通達があったのが昨年度の話。上手くとれば9日間の休みとなる。
どんなタイミングでもいい、とのことだった。そうなるとやっぱり「旅行」として消化するのが一番だろう。
…ん。じゃあゆかりの地、行っちゃう?となったのがはじまり。
ファン歴めちゃくちゃ浅いのに、いいのか、という気持ちもあったけれどこのタイミングしかない。行こう。




で、どうする?

  • どこに行くか

→ゆかりの地と言ってもいくつかある。出身地であるイギリス、幼少期を過ごしたマルタ、コンパスポイントのあったバハマ、亡くなるまで住んでいたスイスのルガーノ…など。イギリスはともかく、マルタ、ルガーノは日本人にとってはマイナーだ。バハマもなんだか治安が悪そうだし。。。

  • 誰と行くか

会社規定の休みを利用すれば1人で旅行することは容易である。航空券も安く手に入る上に好きなタイミングで行ける。ただし、上記の通りマイナーな土地ばかり。イギリスもロンドンではない。そもそもマルタ、ルガーノって英語いけるのか?1人で旅行したことないのに、ろくに英語もできない人間が突入するのはさすがに無謀ではないか。。。
もし仮に、誰かと行くことになったとして、まず休みを合わせられるのか、そしてそもそもこのオタ活に付き合ってもらえるのかどうか


という問題点があった。
以上の点を踏まえ、いつもの後輩ちゃん(=あだ名をJとする)に相談してみたところ、海外旅行に行きたいのでついていくのはやぶさかではないが休みを合わせるのは難しい、との返答。そりゃそうだわな。ていうかついてきてくれるんかい、神かな?




そうこうしているうちに改元にあわせてGWが10連休になるかもしれないとの一報が入る。その頃には会社の休みを使ってどうしようか、というのは忙しさとともに頭の片隅に追いやられていた。この10連休についても、おお~休みが増えていいなあとしか思っていなかった。


Jと都内にてご飯を食べているとおもむろに、




J「まるみさん、10連休は会社お休みですか?」

ま「う~ん、たぶん休みじゃないかなあ」

J「じゃあ前に言ってたヨーロッパ、行きませんか?」




と。
…そうか、そういえばそうだった。行けるじゃん、旅行。やっぱり1人は怖いので、GWにしよう。
時期尚早とは思っていたけど、こういう休みがとれるなんて滅多にない。行け、という思し召しに違いない。ということでパマ旅開催が決定。




じゃあ、どこへ。となったが、まあせっかく行くなら滅多にいけないところがいいな、と。イギリスはすでに行ったことあるから別のところがいいな。女子しかいないし治安が良いところ。ついてきてくれる彼女が興味がなくても普通に観光としてよいところ、となった結果、マルタにした。で、近いはずなのでルガーノにも行くことにした。こんなタイミングじゃなきゃ行けない。できるだけ消化しよう。てかそれでもJはついてきてくれるという。神か?神だな。







さて、旅の準備だが、飛行機は1人で取るのが不安だったので代理店を通して手配することにした。
マルタからルガーノに行くには結局ミラノを経由する必要があると判明。じゃあミラノにも寄れる。ちょうど良い。


結果的に、
(航空)成田→ドバイ→(なぜかキプロスに一度止まる)→マルタ

ここで3泊

(航空)マルタ→ローマ→ミラノ

1泊

(列車)ミラノ→ルガーノ

1泊

(列車)ルガーノ→ミラノ

1泊

(航空)ミラノ→ドバイ→成田

の6泊8日という旅程に。
列車は自分達で手配することにした。




さて、そもそもなぜマルタとルガーノか、と言えば。


マルタはインタビューでもしょっちゅう言及されるくらい、彼にとって大切とされている土地である。父親がイギリス海軍(一説によると諜報員だったとか)で、彼が10歳になるまでマルタに駐在していた土地である。その後出生地であるイギリスに戻ったが窮屈な生活をしていたと回想している。よほどマルタが好きだったんだろうと推測される。彼はマルタで聴いた音楽や雰囲気によって形成されていると言ってもよいだろう。


ルガーノは80年代後半に引っ越し、彼が53歳で亡くなるまでそこを住処とした。スイスの教育など子どもたちを取り巻く環境、ミラノにあるスタジオへのアクセスが便利で(列車で3、40分ほど、とのこと)、かつお買い物もしやすいというのが理由らしい。また、死後この地に埋葬されているという。

www.barks.jp

https://www.findagrave.com/memorial/7907447/robert-palmer



なお、その場所におけるRPゆかりの地だが、私の持ちうる資料では明確にココという場所はわからない。
マルタでは学校にはあまり行かなかった、ジョニー・ワイズミュラーに泳ぎを教わった、というエピソードしか知らない。
ルガーノは住んでいた家があったということとお墓がある、ということ、ミラノには「Logic Studio」というところでレコーディングしていたこと、が私独自の調査で判明した。





マルタは小さい島国である。学校にはあまり行かなかった、とあるが、あまり、ということは数回は行ったことがあるはずである。一応おさえておいても損はないだろう。
en.wikipedia.org
海軍の親を持つ子どもが通っていたと思われる場所。
www.talhandaqnostalgia.org
このサイトを見るに思い入れの強い人が多そうだが、ここでRPを見つけることは私にはできなかった。




ルガーノの家は、
russellgowlett.blogspot.com

Last week I went to visit Marcel in Lugano, Switzerland for a few days. Marcel is living in a lovely old converted Mill, which used to be Robert Palmer's house!
As it was so darn hot, we tended to spend most of the time relaxing around the pool, which was sure pleasant!



もーーーこう言っちゃってるものぉ。ネット社会には用心しないと。
文中に出てくる「Mary」はメアリー・アンブロウズ(元彼女)なんでしょうか、とコメント欄も若干の盛り上がりを見せる。気になるよねえ。気になるよ。
もちろん住所はわからないですけど。ネット社会には用心しないと。(大事なことなので2回)




そしてお墓。
市内で大きいところと言うと、
https://www.lugano.ch/citta-amministrazione/dicasteri/immobili/gestione-manutenzione/servizi-cimiteri-comunali.html
Cimiteroというところがあるらしい。




さてミラノ。
ミラノのスタジオは「Logic Studio」でまず間違いないでしょう。CDにもそう書かれていたし。
http://www.soundlite.info/soundlite91/docs/17_logic91.pdf


結局行かなかったけど、ミラノでは「BARBA」や「Ferrè」のスーツを買っていたらしい。見ればよかったかな。ちょっと後悔。ドゥオーモからちょっと距離あったんだよな…






さて、ここまで調べて、一つ判明したことが。


「お墓は、Cimiteroにはない。」


GoogleMapによるとかなりでかそうな墓地だったので、墓地の中にもどこにあるのか気になったので、問い合わせることにした。


返事は、


The singer Robert Palmer is not in the Cimitero of Lugano, the ashes kept the family at home.


えっ…マジ???
家族というのは誰を指すのかはわからないが、遺灰はイギリスにある可能性が高い。よってルガーノにお墓は、無い。
よって上記の記事は間違いということに。マジかよ。行く意味ねえじゃん。
でも当時は埋葬される予定だったのかもしれない。ひと悶着あって御家族の手元にあるのかもしれない。
そんなこともあって今回はCimiteroには訪問しないことにした。


ミラノのスタジオも現在稼動しているのか正直不明。連絡を取ろうとしてもうんともすんとも。それでも住所はわかったので外観だけでも見ることにした。下準備はこれで完了。あとは出発日を待つのみ。






これから記事にすることが、今後ロバート・パーマーゆかりの地をめぐる方への参考になれば幸いである。また、私自身が間違っている可能性も大いにあるのでその場合は指摘していただきたい。



続き
https://i-am-a-palmer-girl.hatenablog.com/entry/2019/09/12/180000