パマ旅~マルタ編①~
前回の続き
https://i-am-a-palmer-girl.hatenablog.com/entry/2019/08/30/180000
旅行先に何故マルタをチョイスしたかというと、ロバート・パーマーが幼少期に過ごした、とても思い入れのある土地であるから。
「のびのびと過ごしたマルタでの日々をモータウン・ミュージックに見出したのかもしれない」などと語っている姿を何度もインタビューで拝見したのもあって、一体マルタはどんなところなのかと想像を膨らませたのであった。そもそもパーマーさんの口から「マルタ」という言葉を聞くまで、どこにマルタがあるのかすら知らなかったし、そこが国だということも知らなかった。
(長いのでたたみますね)
成田を22時に出発。
日本食ともしばらくお別れ
パーマーさんとともに出国、写真ぶれぶれ
ちなみに、まるみ、この日のためにミラーレス一眼を入手した。写真撮影は下手くその極みなので、温かい目で見てほしい。
SONY ミラーレス一眼 α6000 ボディ ブラック ILCE-6000 B
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ドバイにて乗り継ぎ。到着はドバイでは朝の4時。日本は朝の11時。この時点で半日経っている。
とりあえず朝ごはんを食べるなど、4時間ほど時間を潰す。
オイルマネー感がすごい
8時に出発。なぜかキプロスを経由、さらに降りる人、乗る人を待つ。1時間以上は待った。機内上映が一切見られないのでただひたすら退屈。
ドバイで乗り込んだ前の席の家族連れがそのさらに前の席の客と大モメ。私の英語能力だと、シートを倒しすぎだ邪魔で飯が食えんとかいうクレームのように聞こえた。こえーよ、おばさん。ガクブルしていると、その前のおばさんが使っているクッションが足下に落ちてくる。おいおいマジかよ。恐る恐る肩をつついて渡したが「Thanks!」で済んだ。よかった。
1日目
ようやくマルタ到着。およそ15時すぎ。日本とマルタの時差は7時間。日本時間の時計を見たら22時くらいだった。成田出たのが22時だったから、マルタ来るのに一日かかかってんじゃん……。そりゃしんどいですわ……。
さて、ここで大活躍したのがSIMカード。海外をよく1人で旅行している猛者からお勧めされた。
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スマホ本体を購入して8ヶ月以上になるとSIMフリーにできる?みたいな制度があって、それに対応できればこのカードを挿してヨーロッパ圏内ほとんどどこでもスマホが使えるようになる。この周遊タイプのカードだと入れ替え必要なしに、勝手にその国の電波を拾ってくれるとのシロモノ。私は3カ国に行くのでまさにぴったりなSIMカードなのである。
よし、と思い入れてみると、全然反応しない。猛者によると「入れたらすぐ使えるよ」とのことだったのに…え…もしかして使えない…?めちゃくちゃ冷や汗をかく。スマホ前提で旅行計画をたてているので胃が痛くなった。絶望した気分でホテルまでのバスに揺られているとブーっと振動が。30分経ってようやく開通した。めちゃくちゃ焦った。みなさんはどうかわかりませんが、時間がかかることもあるので焦らないように…。
ホテルに到着。無事チェックイン。
部屋の景色。もうなんかめっちゃ綺麗。あ~もう綺麗すぎません…?(語彙力)
マルタは日本人の留学先としても人気らしい。思ったより日本人には出会わなかったけど。
時間も時間なので、とりあえずご飯を食べよう。
晩飯は日本人にも人気らしいお店。
オーナーの奥さんが仙台出身なんだとか。イケメンが一生懸命もてなしてくださってよかった。
見よこの景色(プロローグで使用した写真はこれ)
このスープが絶品だった(イケメン曰くAmazing soup)
マルタ伝統料理、ウサギの煮込み
我々が泊まったこのエリアは繁華街らしく「眠らない街」らしい。クラブもめっちゃある。ビビりなのでそそくさとホテルに帰る。
2日目
マルタはバスが発達しているため、基本的にはバス移動をお勧めするが、効率的に回りたいということであればタクシーがある。
我々は予定もきつきつだったので全部タクシーで移動した。Uberに代わるECABというサービスがある。遠くても2000円くらいかな。日本よりは少し安いかも。
基本ハイヤーみたいな車で運ちゃんもいかつい。エグザイル風って聞いてたけど、どちらかというと逃走中のハンターっぽい。
さて、まずは学校へ。
マルタは小さい島国である。パーマーさんは学校にはあまり行かなかった、と語っていたが、あまり、ということは数回は行ったことがあるはずである。一応おさえておいても損はないだろう。
en.wikipedia.org
海軍の親を持つ子どもが通っていたと思われる場所。
www.talhandaqnostalgia.org
このサイトを見るに思い入れの強い人が多そうだが、ここでRPを見つけることは私にはできなかった。
プロローグで記した通り、パーマーさんの学校はここだ。
見よ、このなにもなさ。道路もめちゃくちゃ工事してたし。
でも景色めちゃくちゃ綺麗。こりゃのびのびと学べますねえ。
きっと昔とは大きく違っているんだろうけど。
ちびっ子パマさんと記念撮影
ここからはパーマーさんとおそらく関係の無い、マルタの観光スポットを回る。
マルサシュロックへ。
毎週日曜日はマーケットが開催されているらしいのだけど、なぜかこの日は開催されておらず。タクシーの運ちゃんも理由は不明と言っていた。残念。はちゃめちゃに残念。
ネットで調べたお店へ。スープが美味いと聞いていたので注文。
いやはや、美味い。美味いぞ…。肉好きの私としても、この国は海鮮一択。海鮮系は何食っても美味い。
この港でパーマーさんもご飯を食べたのだろうか。
お次はマルタで有名な場所、青の洞門へ。
見よ、この水のクリアさ。
(さっきのお店が暗かったので露出補正したのだけれど、それをすっかり忘れてそのまま撮ってしまったので若干明るくなってしまった)
ボートで下をくぐれるらしい。
ここで初めて日本人観光客に出遭った。写真を撮ってもらった。ありがとうございました。
私、デブやなあ〜〜〜。改めて写真見返して思った。痩せよ
静寂の街、イムディーナへ。
バレッタが首都になる以前はこのイムディーナが首都だったらしい。首都移転に伴い人々が去っていったことで「静寂の街」と呼ばれるようになったとか。
イルカがドアの取っ手になってる。かわいい
チョコレートケーキが有名。とにかくでかい。食べ始めて、チョコレートケーキだけはあまり得意でなかったことを思い出した。食いしん坊で定評のあるこの私が途中ギブアップしてしまった。美味しかったけど、チョコレートケーキは最後まで食べられたためしが無い。。。
結婚式。
わしも結婚したい(相手いないけど)
続いて首都バレッタ。
タクシー乗車中、イムディーナからバレッタに続く柱について運ちゃんがなんか言ってたんだけど、わからず。
歴史があるんだろうなあ。(おい)
街全体が壁で囲まれてて要塞みたいになってる
アッパーバラッカガーデンという公園。ある時間になると大砲がぶっぱなされるらしい。時報みたいな感じ?
ここからパーマーさんもこの海を眺めていた、かもしれない。
人もたくさん
中心地なのでとても盛り上がっている
他国の侵略を繰り返されてきた。街そのものが世界遺産らしい。
マルタで最も歴史のあるお菓子屋さん。昔ながらのクッキーが並ぶ
夕食。
向こうも英語が片言、我々も片言、で一生懸命会話して出てきたお勧めパスタ。めちゃうまだった。。。何食べても美味いぞこの国…
確かこのアラビアータが激ウマだった。カルボナーラも最高
本当は音楽聴きながら回れたらよかったなって少し思った。きっとパーマーさんはこの音楽を聴いていたはずだから。
music.apple.com
(元ネタ http://robertpalmer.com/mix_tapes.html )
そういやよく見るあの風景ってどこから撮ってんのかな(過去にヘッダーにしてた画像)って帰国してから思ったけど、対岸のスリーマからバレッタを見た風景なんですね。もっとリサーチしとけや、ワイ。
まあ、また行く口実ができたってことで。